ウコンが全く効かない…本当にウコンは効果があるのか?

飲んどかなくちゃ!のキャッチフレーズで一気に有名なった某メーカーのウコン入り栄養ドリンク。巷では「ウコン飲んだけど全然効かないんだけど・・・」という話も多く、飲むか飲まないか迷っている人も多いはず。そこで今回は「お酒飲むときのウコンって本当に効果あるの?」をテーマにその真相に迫ります!最近飲み会続きでお疲れ気味の方はぜひご覧下さい。

そもそもウコンってどんな効果があるの?

ウコンはインド原産のしょうがの仲間で、インドの伝統的な医学や料理に使われてきたのですが、根茎に含まれるクルクミンという黄色い食用色素が今回のさわぎの発端なのです。クルクミンの人の体に対する主な効果は胃や肝臓の機能を強化すること。つまり肝臓のアルコールの分解を促進することで悪酔いや二日酔いを防止できるというわけです。
ちなみにカレーの色が黄色いのは、ウコンがカレーのスパイスに使われているからなんですよ。

某メーカーのウコン入り栄養ドリンクは効果的という意見

それではまず、ウコン入り栄養ドリンク賛成派の意見です。

ウコンドリンクは毒にも薬にもならないとかまったく効かないという意見がありますが、それは多分服用の方法を間違えているからです。ウコンに含まれるクルクミンは肝臓のアルコールの分解を助ける効果がありますが、その効果が実感できるのは飲み会の最中ではなく朝起きてからの話。ですから、ウコンドリンクの正しい服用方はお酒を飲んだ後に飲むのが正解です。お酒の前に飲んでもかまわないのですが、普段より体調がいいと感じてつい飲み過ぎてしまい、結局は翌朝二日酔いで苦しむことになるのです。
したがって、ウコンドリンクが効かないという方は、ウコンドリンクの効果の許容範囲を超えた飲み方をしたから、つまり自分の責任だということですね。

某メーカーのウコン入り栄養ドリンクは効果がないという意見

次に反対派の意見です。

ウコンドリンクは効果がないと言わざるを得ない理由のひとつは実際に飲んだ人の評判です。周りの人やネット上の口コミで「飲んでも効果がない」という意見が非常に多いことです。それを裏付けるのがメーカーが実施したウコンドリンクの中に含まれるクルクミン30mlを使った実験の臨床結果。
実験ではクルクミン入りのドリンクを飲んだ人のグループと入っていないドリンクを飲んだ人のグループを2つに別けて、数時間後の血中濃度を計測していますが、こんな僅差で効果があると認められるのだろうかと疑ってしまうほど差がありません。ですから特定保健用食品(トクホ)の許可申請はぜずに実験結果をホームページに示しただけで発売に踏み切ったフシがあるのです。
ちなみに、2004年12月27日、当該メーカーの健康食品部の担当は日経新聞のインタビューに答え、「トクホ取得は検討したが、(実験結果の)分析に数千万円の費用がかかるので取りやめた。そのため『宴会の後に』という表現は認められなったが、スーパーの酒類売り場で販売してもらったり、自主的に『お酒の後に効く』などど表示してもらえばいいと思っている」とコメントしています。
その後、某メーカーのウコンドリンクは発売後たった一年間で売上高40億円の大ヒット商品になったのです。

ウコンの副作用について

ご紹介しましたように、ウコンドリンクが効き目がある、効かないについては賛否両論ですが、現実には効能を信じて服用される方もたくさんいらっしゃるわけです。それではそのウコンに体への副作用や危険性はないのでしょうか。
まずウコンの摂りすぎによる副作用で一番言われるのがミネラルの過剰摂取です。これはC型肝炎や非アルコール性脂肪性肝炎を患っている方は要注意。肝臓に鉄分が溜まって症状が悪化する可能性があります。またウコンに含まれる精油成分が子宮を収縮させて流産を招く恐れがあるので、妊娠中の女性は避けた方が無難です。沖縄では「妊婦に紫ウコンを食べさせるな」という言い伝えがあるそうですよ。
さらに、ウコンに含まれるクルミンが肝機能を促進して胆汁の分泌を増やす効果があるのですが、胆汁観障害や胆石を患っている方にとっては胆のうを刺激してしまい逆効果になります。その他、糖尿病、ヘルベス、胃酸過多の人も注意が必要です。

ウコン入り栄養ドリンクとヘパリーゼの効果の比較と選び方

飲み会の前のコンビニでウコンドリンクにしようかヘパリーゼにしようか迷った憶えはありませんか。最後にウコン入り栄養ドリンクとヘパリーゼの効果の比較をしておきますのでご参考までに。
まず製品としての大きな違いは、ウコン栄養ドリンクはあくまでも清涼飲料水なのに対して、ヘパリーゼにはコンビニで販売している清涼飲料水の他にも、薬局で販売している第二種、第三種医薬品の製品もあるということです。効能としては肝臓の機能を促進してアルコールの分解を助け、悪酔いや二日酔いを防ぐという点では同じですが、医薬品となると信頼性に違いがありますよね。
また、酒酔い効果の他にも、18種類のアミノ酸やタンパク質の合成に必要な核酸の合成物質も含んでいますので、滋養強壮、病中病後の栄養補給、肉体疲労、虚弱体質にも効果があり、さすがは医薬品ですね。ですから、ちょっと飲みすぎるかも知れないと思った時はウコン入り栄養ドリンクで、大量に飲んでしまって朝起きれない時はヘパリーゼという感じでしょうか。

ウコン入り栄養ドリンクの効果のまとめ

ウコン入り栄養ドリンクの評判は賛否両論で、結局は飲んでみないと解らないというのが正直なところでしょうか。ですからウコンドリンクを飲んだけど効かなかったという話も効果をあてにしてお酒を飲みすぎた結果なのかも知れませんね。それと、もともと肝臓が弱っていては効き目も薄いわけです。ですからウコン入り栄養ドリンクの効果を最大限に引き出すためにはまず、日頃の健康管理が必要ということです。